システム構成
システム構成は下図の通りで、複数の端末がそれぞれデータ連携・映像伝送をしながら壁面東映を実施している。
ハード構成 / データ通信設計

ハード構成
端末は、4つの端末が同時に運用される
- Wall Display: 壁面投影のプロジェクタに接続されている PC
- CONN PC: Digital Human システムを動かすための PC
- Tablet (Staff): スタッフ運用用のタブレット
- Tablet (Guest): ゲストの体験用のタブレット
データ通信 設計
各端末間の連携にデータ通信には、Skyway による WebRTC でのデータ通信で行う。
以下の用途で、Skyway で提供されている各 API が利用される。
| API | 用途 |
|---|---|
| Display Stream | Digital Human の映像を伝送する |
| Audio Stream | ・ユーザの発話 ・Digital Human の音声 |
| Data Stream | ・Tablet で押されたボタンの情報 ・今表示されている画面の情報 ・Digital Human から話し出してほしい時のトリガーワード |
Digital Human とのやりとり
今回、Web アプリと Digital Human の連携には、Skyway を活用するが、以下の通り情報ごとに Channel を使い分ける。
ユーザ音声は、マイク経由で Skyway を通じて、CONN の音声認識システムに届けられる。
その後は CONN の PC 内部で、回答音声の発話 / モーションの実行し、映像・音声チャネルでそれぞれ、プロジェクターと繋がっている PC に Skyway を通じて転送される。
